課題
 有効性
 先進性
 成果目標
 全体概要・構成
 教育的効果および活用例
 体制図
 8、9月     12月
 10月       1月
 11月       2月
 10月4日
 実践の評価
 e-ラーニング



■課題

ITを活用した主体的学習の支援〜不登校児童・生徒の社会的自立を目指して〜

 現在小中学校において、さまざまな事情から学校に長期間登校しない不登校児童・生徒が存在する。大阪府の松原市では、このような状況への対応策として、市内の青少年会館で教育相談員の下に行われている松原市教育支援センター(チャレンジルーム)への参加を教室復帰へのリハビリテーションとして位置づけ、学校への出席として認めている。
 しかし松原市教育支援センター(チャレンジルーム)に参加できる子どもは不登校児童・生徒のなかでも一部にすぎない。その他の子どもたちへの対応として、教員とのメールのやりとり、教員による家庭訪問、友達による家庭訪問、スクールカウンセラーによるカウンセリングなどがあげられる。これらの人的支援ネットワークによる取り組みが熱心に行われているが、時間的・空間的にもある程度の制約があることは事実である。また、不登校児童・生徒に周囲から働きかけるという意味で本人にとっては受動的な行動といえる。現状の課題として、このような働きかけの結果うまく教室に復帰ができても、復帰後の授業内容についていけずに落ちこぼれていくという問題も指摘されている。
 さてここで、改めて現在の高度情報通信ネットワーク社会に目をむけた場合、十分なIT活用がなされているだろうか。平成15年に発表されたe-Japan戦略2では、e-Japan戦略によって整備された高速インフラの利活用を重視しているが、特に人材育成を担う分野である教育の現場では利活用を推進すべき支援体制が不十分であり、有効活用できるコンテンツが少ないことを理由のひとつに、まだまだ活用が定着していない。
 以上の点を踏まえ、今回のプロジェクトではITの利便性を活用したユビキタス的発想を教育現場に取り入れ、時間や空間にとらわれず不登校児童・生徒が主体的に学習することのできるe-ラーニングシステムの開発を大きな課題とした。